本年も大変お世話になりました。当事務所をご信頼いただいた全てのお客様と、職員の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
本年は、昨年に引き続いて、コロナ禍という今まで経験したことがない、不安な時期でございましたが、 一方で、これまでの重苦しい雰囲気を打ち破り、思い切って新しいチャレンジをするための機会と前向きに捉えることもできたと思います。
当事務所も、今までは困難と考えていた「ペーパーレス化の推進」と「テレワークの導入」「商業登記における完全オンライン申請の実現」など、 コロナ禍だから推進することができた「成果」を上げることができました。 これらにつきましては、お客様と職員のご協力のおかげだと改めて感謝申し上げます。
来年の事は分かりませんが、間違いないと確信するのは、コロナ前の時代は決して戻ってこないこと、そして新しい時代に対応して改革することが 今まで以上に重要になるということです!
司法書士業務についてはさらなるペーパーレス化の推進と、勤務場所を自由に選べる業務体制の整備に尽力し、職員のウェルビーイングを推進したいと考えております。
上場会社等の取締役・顧問等としての 職務に関しては、改定コーポレートガバナンスコードの趣旨の実現と、サスティナビリティの推進への貢献のため、 いかなる対応を行えば良いか、知識の収集と実現のための政策の構築に 注力しようと考えております。
医療法人の理事の視点からは、「美と健康」を通じて 国民のウェルビーイング、医療費削減の問題に少しでも貢献できるよう、研究を進めて参ります。
公益財団法人(奨学金給付事業)の事務局の立場からは、 今の大学教育では実現できない角度からの「人材の成長」のために何を行うべきかを研究し、奨学生が自主的に交流し成長できる環境の構築に取り組んでいきたいと考えております。
eスポーツ事業の経営の観点からは、 来年を第二創業の時期と捉え、メタバース空間・ブロックチェーン技術などとの融合により、プロeスポーツ選手の成長と、自立の機会の構築に注力する所存です。
また、個人的なチャレンジとして「リカレント教育」と、これまでに経験したことがない、異業種(行政・アカデミア・NPOの方々など) の方々との交流による成長を期待して、大学院修士課程にも在籍する予定です。 これによりさらに新しい価値を生み出していきたいと期待しております。
ペーパーレス化の推進により、年賀状を取りやめたことから、皆様にご挨拶申し上げる機会がなく、 本文をもって年末年始のご挨拶に変えさせていただく存じます。 本年は大変お世話になりありがとうございました。来年も引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
司法書士寺本俊孝